今日は土曜日です。
春の繁忙期まではまだ早いですが、小林花卉はちょっと忙しくなっています。
忙しくなった理由が2つあります。
まず一つは、昨日ハイドランジア(アジサイ)の苗がコンテナで入ってきたからなんです。
一般的なハイドランジアは昨年の夏に花芽をつけ、その花芽が冬を感じると花を咲かせてくれるのです。その株が夏の間に花芽をつけて冬眠した後、
暖かさを感じて花が咲いてくるんです。
その為、通常ハイドランジアは昨年の春の終わりに挿し木をし、翌年の春に開花となり、生産には2年間かかります。
今回納品されてきたハイドランジアはデンマークで生産されていました。
そのハイドランジアを2か月の船便で輸送している間、コンテナ内で冷蔵処理され冬を経験しててきました。
農場に着いた時には暖かくすれば花が咲く状態になっています。
さて、では実際はどんな形で送られて来たでしょうか
ハイドランジアがネットで落ちないようにネットでぐるぐる巻きになっています。
ひと台車ネットを取ってみました。
もうすっかり葉が落ちてしまっています。
デンマークを出る前には葉をつけて元気な姿をしていたのでしょうね。
このままでは枯葉にカビが出て新芽にも映ってしまう為、すぐに枯葉除去の処理をし、
その後鉢上げをしていかなくてはいけません。
そんなわけでちょっとあわただしい農場です。
そして2つ目の忙しい理由です。
それは、フレンチラベンダーがいよいよ出荷となったのです!
4寸鉢
5寸鉢
キレイにラベルも作っていただきうれしい限りです。
小輪系のティアラシリーズは1週間後から本格出荷になると思いますが、
いろんな品種があり、4寸と5寸鉢のサイズもあるのでお店で選ぶ楽しみも増えたと思います。
どれもきれいな品種なので店頭に並ぶのを楽しみにしていてください。
フレンチラベンダーは−9℃まで下がる深谷市でも軒先でしたら越冬できますが、
出荷開始となったこの子たちは、寒さにも慣らしていますが開花させるため夜間加温をしています。
株は元気でも、花は凍らせてしまうと傷んでしまいますので、まだ地植えしないで鉢花で楽しんでください。