ペンタス

今日は曇り空で過ごしやすい日になりました。

 

農場では秋に向けての挿し木作業が着々と進んでおります。

そんな中、ペンタスの紹介です。

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このペンタスは、種をから花を咲かせるタイプのペンタスで、主に大量生産するために種苗会社さんが売り出しています。

その他に栄養系と言って一つの個体から、挿し木をして増やすやり方があります。

 

 実生系と栄養系の違いは、実生系は苗の保管コストが小さく、始めたいときにすぐ始められる、また、種苗費が安く済む点があります。

しかし、同じ色でも各個体少しずつ違いばらついてしまいます。

この個体差を管理で均一にさせるのが、生産者の腕になります。

 

 栄養系は特別な形質を持った個体のクローンを増やすことができます。

一ついい形質が出ればずっと同じ個体を増やせるメリットがあります。

しかし栽培を始めたいときに合わせて親株を増やしたり、親株を保持をしたりと親株を持つが大変です。

そのためコストが高くなってしまいます。

 

 

それを踏まえて、この実生系品種を見てください。

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赤色です。

やや開化は遅めですが、同じような顔をしていますね。

 

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ホワイトもやや遅めです。

草丈はピタッとそろっていますよ。

 

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ピンク色です。

咲いている花と蕾とがばらついています。

でも草丈はそろっています。潅水量が適切になっているからですね。

 

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ローズ色です。

開花は早い品種なんです。

でも花色がバラバラです!?

こればっかりは、栽培技術ではフォローできません。

 

でも林さんがペンタスの潅水を今までしてくれたおかげで、揃っていて且つ形が崩れないようになっています。

上手な生産者は、どんな植物でも同じような顔に仕立ててしまいます。

本当にすごいですよ。

ぜひ、有名な生産者さんのところに行く機会がありましたら、

見てみてくださいね。

 

でも林さんのも、なかなかですよ。