ポインセチア

 今日も晴れて、のどの渇く日になりました。

生産している植物たちにも、一日何回も潅水しないといけなくなりました。

農場には自動灌水設備もありますが、ひと鉢ひと鉢、目で見て確認し潅水することで、

植物の動きや反応を見ることができるようになります。

私も就農当初、手潅水で管理して、その経験から植物の動きを見られるようになったと思っています。

いい商品が出来るようになれば、どうやって省力化ができるかに焦点を当てることができますね。

だから省力化が先ではなく、まずはいい商品を作ることが先になりますよね。

何とか潅水がんばってくださいね(笑)

 

 

 今日はポインセチアの苗がやってきました。

スリランカから空輸で穂が飛んでくるんですよ。

国内はヤマト運輸さんが運んでくれるのですが、最寄りの営業所止めで送ってもらいます。

ふつうドライバーさんが農場まで届けてくれるのですから取りにいかなくてもいいのですが、

少しでも早くいい環境においてあげることが大事だという事で、取りに行き挿し木をしているのです。

ちょっとした手間、こういうところを惜しまずに、いい商品を作っていきたいと思います。

そうしたことが社員さんはわかってくれて、対応してくれているのですからありがたいです。

 

 

小林花卉で生産しているポインセチアは、3寸のミニポインセチアになります。

小さいからと言って手間がかからないわけではないんです。

大きな鉢のポインセチアと同様の手間をかけるんですよ。

 ・人工培地への挿し木作業 

 ・ポットへの定植作業

 ・枝数を増やすピンチ作業

 ・光を入れるために葉を摘む作業

 ・虫の発生予防のための粒剤置き

 ・植物の栄養の肥料置き

 ・11月から出荷するための短日処理

 ・しっかりした株にするためのスペーシング

 ・形よくするための矮化剤管理

 ・日々の潅水作業

等々書きだずと多くありますね。

さらに出荷時には、品種ごとのシールを張ったり、ラメを降ったりしていきます。

 

ギュギュっと短期間で、手入れをする作業が多い商品です。

ポイントを押さえ作業のタイミングを逃さず、いい商品づくりやっていきましょう。