今日の天気は午前中日が出ましたが、曇り空で温度が上がらず過ごしやすい日となりました。
今日から、ベロニカ ミフィーブルートの挿し木が始まりました。
このベロニカは耐寒性多年草で春に花が咲きます。
斑入りの葉が寄せ植えにとても使いやすく、花の咲かない時期でもカラーリーフとして重宝します。
挿し木の方法ですが、このようにして生産をしています。
まず、こちらの母株から挿し穂を採ります
こんな感じ
用土に3本ずつ挿します。
これから根が出るまで水を毎日しっかりとやります。
更にしおれてきたら、うっすらと葉に水をかける葉水を一日何回もやっていきます。
これから約2か月かけて最初の写真の様な状態のベロニカが出来上がります。
しかし商品として出荷するにはまだまだ仕上がりません。
ここで剪定をして枝数を増やします。
そして枝が伸びてきたら広げてしっかりとした株に仕上げます。
このように小さなポットですが、3.5寸ポットと同様に丁寧に手作業で生産しています。
このポット、2.5寸ロングポットと言われているポリポットです。
ポットの直径が2.5寸(7.5㎝)で通常のポットより深さが深いことが特徴です。
なぜこの形のポットを使用しているかと言えば、寄せ植えしやすいからです。
通常使われている3.5寸(10.5㎝)ポットですと、寄せ植えする時に土をそぎ落として寄せ植えしなければ
土の量が多すぎることが問題になります。
そこで細長い2.5寸ロングポットを使用して、深さはあるけど幅の狭い容量の少ないこのポットが
寄せ植えしやすいということで使われ始めました。
小林花卉では寄せ植え用の商品と分かるよう、寄せ植えプランツというシリーズで販売しています。
では少し作業風景を見てください。
みなさん帽子をかぶり長袖シャツで、日焼け対策バッチリです。
今日は、曇りで過ごしやすかったのでいいですが、晴れの日も、皆さんこんな感じで美白の為頑張ってます。
更にこちら
挿し木室でもみなさんしっかり日焼け対策しています。
ここでちょっとハウスの周りに目を移してください。
周りに張ってあるビニールが閉まってます!!
このビニールは前の写真のように開けることができますが・・・。
挿し木室では挿し穂がしおれないよう、風避けに周りを閉められてしまいます
こんな暑くて日焼けする決していい環境ではない職場ですが、みなさん元気に小林花卉で働いてくれてありがたいことです。
このようなパートさんに支えられ商品が出来上がっていきます。
スタッフの皆さん、パートさんの為にもお客様の為にもしっかり管理していい商品をつくっていきましょうね。