今日は風が吹きましたが天気になりました。
お花屋さんにお客様は足を運んでくれたのでしょうか。
世の中は、ハロウィン一色でしょうが、明日からポインセチア出荷開始になります。
お店に並ぶのはちょうど11月1日、いよいよクリスマスシーズン到来します。
やっと出荷となるポインセチア、一安心です。
ミニポインセチアはパートさんの手をたくさん借りて商品になるんです。
大きなポインセチアと同じように栽培しており、作業も同等にありますが、小さいのでたくさん温室に入ります。
すると同じ面積でも一回の作業量は単純計算で、7~8倍になります。
パートさんにはたくさん協力してもらい作業を終わりにしてきました。
そのポインセチア栽培ですが、実際はどんな作業があるのかあげてみますね。
挿し木:人口培土に一本ずつ挿し木をします。
芽だし:頂点の芽が葉によって隠れてしまうので、葉をどかし頂点の芽に光を入れます。この作業によって節間が伸びにくく、詰まった苗を作ることが出来ます。
定植:赤玉中心にポインセチア専用の配合培養土に、人口培養土が隠れるよう大きな穴をあけ、根を傷めないよう丁寧に定植します。
ピンチ(剪定):頂点の芽を取り除きますが、出来る限り小さくとります。
葉摘み:側枝に光を当て間延びしないように、ピンチ後に上部の葉を4枚程度取り除いてしまいます。
施肥:天候によって養分の流出量が変わるので、その年の天候を予想して肥料パターンを変えて施肥します。
スペーシング:ピンチ後、側枝が動いてきたタイミングで株と株の間を広げ、風と光が入りやすくしっかりとした株を作ります。
ざっとあげてしましたが、その他に潅水や、消毒、ホルモン剤施用、温度管理、湿度管理にも気を配りました。
今年の9月は雨続きで、軟弱徒長になりやすかったですが、環境を整えて何とか乗り切った10月でした。
俊、やっとここまで来ましたね。
出荷終わりになるまで、丁寧に潅水し、環境を整えて、お客様に喜んでもらえるよう取り組んでいきましょうね。