今日もムシムシ暑い日でした。
日差しの照りつける真夏の熊谷!!というような暑さではありませんが、
ムシムシしており、植物たちもなんだか例年と生育が違っています。
さて、天候によって例年と生育が変わっているからと言っても、
出荷期には出荷をするように管理するのがプロですよね。
ジャストのタイミングで出荷できるよう、天候を見ながら対応したいと思います。
ポインセチアも順調です。
クリスマスに向け出荷をするポインセチアですが、すでに定植をしています。
これでも3寸の小鉢で生産しているので栽培期間は短いですが、5月下旬から大鉢を作るために植えている方もいらっしゃるんですよ。
この作型は11月に入ってから出荷となる半シェードと呼ばれている作型なんです。
シェードってなんだかわかりますか?
シェードは光をさえぎるものという意味で、私たちの地域ではシェードと呼ぶ時に2パターンあるんです。
一つ目は日差し除けで直射日光を遮るために使うメッシュ状の遮光ネットをかけて日陰をつくることです。
特に日中、日差しが強い時にかけて暑さを遮る役目をします。
暑さ対策の一つです。
もう一つは、暗幕のように100%光を通さない素材で温室にカーテンをはってしまい、真っ暗にしてしまうんです。
ポインセチアで言う半シェードというものは、この光を通さない素材でハウス内を暗くするシェードの方を言っています。
なぜポインセチアは真っ暗にハウス内をしなければならないかというと、
短日植物と言って日が短くなると花を咲かせる性格があるからなんです。
やり方としては夕方5時から朝8時まで温室内をシェードを使い真っ暗にしてしまいます。
この短日期間を約2か月経過すると、ポインセチアが出荷できるようになります。
9月にシェードに入れて11月から出荷です。
気が付けばもう年末の話になりました。
そう思うと焦ってきました。
今年やるべきことやっていきたいと思います。