群馬視察の旅

今日は秋晴れというような過ごしやすい日でした。

 

実は昨日、地元の花の生産者組合(ふかや鉢物研究会)の視察研修がありました。

朝からバスで群馬県の生産農場3社の視察と販売店さんを見てきました。

さすが業者さんが紹介してくれるだけあって、どの農場も素晴らしい経営をしていました。

何より経営者の皆さんの人柄がよく、聞けばなんでもオープンに答えてくれました。

この人柄は私も見習っていきたいと思いました。

オープンに話をしてくれるので企業秘密はないとは思いますが、生産者さんの迷惑にならないようちょっとだけ気づいたところを

紹介させて頂きます。

 

一件目は、株式会社ナーセリーハラサワさんでした。

原澤さんはシクラメン生産者でありますが、お花屋さんやホームセンターなどにシクラメンを咲かせて出荷するだけではないんです。

シクラメンの種を蒔き、苗を育ててそのシクラメンの苗を生産者に販売しているんです。

花を付けたシクラメンが主力なのではなく、種から育てた苗が主力なんです。

ほとんどのハウスがシクラメンの苗で埋められると聞き、その数量にびっくりでした。

 

そして次は林園芸さんでした。

林さんは2代目の生産者で、シクラメン中心の経営だったのをシクラメンの他にカラーリーフ部門を作り生産を軌道に乗せていました。

ギャザリングをきちんと学び、ギャザリングをやる方たちの声も聞いて商品づくりに生かしているのですから頭が下がります。

また、注文対応にしたいとのことで、積極的に各市場の展示会などに行き営業活動にも力を入れていました。

林さんの人柄もあり、順調に受注を頂いているようでして、素晴らしいと思いました。

 

3件目はホシノナーセリーさんでした。

星野さんは自分で花作りを始め、シクラメンを中心にカラーリーフの生産も10年前からやっていたそうです。

カラーリーフの先駆者ですね。

実はこの星野さんには、サンシャインでのクレマチス展やペチュニア展などでもお世話になっていました。

今回初めて農場に伺わせて頂きましたが、イメージしていた通りの素晴らしい品質のお花を作っていました。

カラーリーフもビシッときれいに生産していて、学ばせてもらう所が多かったです。

 

 

 

今回農場視察を受け入れてくれた生産者さん、そしてこの企画を立ててくれた役員さんありがとうございました。

また一日一緒に視察をした鉢研の方々お世話になりました。

バスの中でもいろいろ情報交換させて頂き学びの多い一日になりました。

 

しかし視察も、農場に落とし込んで初めて生きてくるのですよね。

キチンと学んだことを会社で生かしたいと思います。